精選版 日本国語大辞典 「脹れ返る」の意味・読み・例文・類語
ふくれ‐かえ・る‥かへる【脹返】
- 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( すっかりふくれるの意 )
- ① =ふくれあがる(脹上)①
- [初出の実例]「又衣類を多被(き)てふくれかへりなどは豊の字ならん」(出典:志不可起(1727))
- ② 非常にふくれっつらをする。たいへん不機嫌な顔つきをする。非常にむっとする。
- [初出の実例]「ふくれけへって、だまってもいられねへはな」(出典:洒落本・後編遊冶郎(1802)二)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...