腕釧(読み)わんせん

普及版 字通 「腕釧」の読み・字形・画数・意味

【腕釧】わんせん

うで輪。〔全唐詩話、一、文宗〕一日、宰臣に問ふ、古詩に曰く、輕き衫襯(さんしん)と跳(てうだつ)と、跳とはれ何物ぞと。宰臣未だ對(こた)へず。上(しゃう)曰く、ち今の腕釧なり。眞誥に、安妃に粟(たくぞく)金の跳りと言ふは、是れ臂なりと。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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