腰付け(読み)コシヅケ

デジタル大辞泉 「腰付け」の意味・読み・例文・類語

こし‐づけ【腰付け】

腰につけること。また、腰につけて持って歩くもの。
腰巾着こしぎんちゃく2」に同じ。
「御―の佐右衛門」〈浮・万金丹・二〉
腰差こしざ2」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「腰付け」の意味・読み・例文・類語

こし‐づけ【腰着・腰付】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 腰に付けること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「やたて筆墨を腰付にしてあるくぞ」(出典:玉塵抄(1563)四一)
  3. 常に人につき従って離れない者。腰巾着(こしぎんちゃく)
    1. [初出の実例]「君子は子を腰付にせずして遠ざくる」(出典:応永本論語抄(1420)季氏第一六)
  4. ほうびとして賜わる巻絹腰差(こしざし)

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