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腰巾着 コシギンチャク

デジタル大辞泉の解説

こし‐ぎんちゃく【腰巾着】

腰につける巾着。
いつも、ある人の身辺を離れないで付き従っている人。現代では多く、目上の人に付き従い、御機嫌をとる者をあざける気持ちでいう。「部長の腰巾着

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大辞林 第三版の解説

こしぎんちゃく【腰巾着】

腰に下げる巾着。
いつも年長者や目上の人などのそばにまつわりついて離れない人。 「社長の-」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

腰巾着
こしぎんちゃく

金銭や守り札、薬その他の小物を入れ、腰に下げて携行する巾着。江戸時代初期、女子は鼻紙袋として巾着を持ったが、男子はこれを腰に下げて用いた。このことから、つねにだれかの傍らに付き添って歩き、用を足したり、目上の人の機嫌をうかがったりする者を腰巾着というようになった。また腰巾着は、帯に挟んで腰に下げるのに便利で、落ちないように紐(ひも)の先に根付(ねつけ)をつけるが、これから腰巾着の者たちを根付衆とよぶようになった。[佐藤農人]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の腰巾着の言及

【巾着】より

…江戸時代末期になると女夫(めおと)巾着といって守袋と銭入れを兼ねたちりめん製のものが考案され,婦女子の間に人気をよんだ。当時巾着に金銭を入れたところから,これをすりとる者を巾着切りといい,また絶えず人について歩いている人のことを腰巾着とよぶ言葉さえ生まれた。民間の俗信として除夜の鐘の打ち終わらぬ間に巾着をつくると金に不自由しないといい,正月の子どものお年玉としてこれをつくる習俗があった。…

※「腰巾着」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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