腰湯(読み)コシユ

精選版 日本国語大辞典 「腰湯」の意味・読み・例文・類語

こし‐ゆ【腰湯】

  1. 〘 名詞 〙 腰から下だけ湯につかること。坐浴(ざよく)
    1. [初出の実例]「端女は、あそび一度に一度づつ腰湯(コシユ)を用ゆ」(出典評判記色道大鏡(1678)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の腰湯の言及

【座浴】より

…かつて〈腰湯〉とも呼ばれていたもので,温湯,あるいは薬液に臀部を浸すことをいう。入浴できない人が臀部を清潔にしたり,身体を温めたりする目的で用いるもので,部分浴の一つである。…

※「腰湯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む