精選版 日本国語大辞典 「腹黒」の意味・読み・例文・類語 はら‐ぐろ・い【腹黒】 〘形口〙 はらぐろ・し 〘形ク〙 (「はらくろい」とも) 心がねじけていて意地が悪い。心中に悪巧みを持っている。※蜻蛉(974頃)下「影もや見えつらんと思ふにあさましうて、はらくろう、消えぬともの給はせで」はらぐろ‐さ〘名〙 はら‐ぐろ【腹黒】 〘名〙 (形動) 人の性格がはらぐろいこと。また、そのさまや人。⇔腹白。※二度本金葉(1124‐25)恋下「はな漆こやぬる人のなかりけるあなはらぐろの君が心や〈よみ人しらず〉」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報