臆病の自火に責めらる(読み)オクビョウノジカニセメラル

デジタル大辞泉 「臆病の自火に責めらる」の意味・読み・例文・類語

臆病おくびょう自火じかめらる

臆病者が、おびえなくてもいいことにまでおびえて、一人で苦しむことのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 きず 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「臆病の自火に責めらる」の意味・読み・例文・類語

おくびょう【臆病】 の 自火(じか)に責(せ)めらる

  1. 臆病な人が、こわがらなくてもよいことまでこわがって、苦しみ悩むこと。
    1. [初出の実例]「身には負たる疵(きず)はなけれども、臆病(ヲクヒャウ)自火(じか)に攻(せめ)られて絶へ入りたりけるにやと宣へば」(出典源平盛衰記(14C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む