ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「臍点」の意味・わかりやすい解説 臍点せいてんnavel point; umbilic さい点,へそ点ということもある。曲面上のある1点Pで,第1基本量 E ,F ,G と第2基本量 L ,M ,N が比例する,すなわち E/L=F/M=G/N が成り立つとき,この点Pを臍点という。この点では,曲面の法線を含むどのような平面でこの曲面を切っても,その切断面の曲線の曲率は一定である。すなわち,この点における法曲率は任意の方向について一定である。たとえば,球面上の点は,すべて臍点である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by