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臨界緩和 りんかいかんわcritical slowing down

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

臨界緩和
りんかいかんわ
critical slowing down

強磁性体はキュリー点 (→キュリー温度 ) の近くで磁化のゆらぎが異常に大きく,一度起ったゆらぎは減衰するのに十分長い時間を要する。すなわち臨界点近傍ではゆらぎが時間的に変化しにくく,大きなゆらぎはいつまでも大きなゆらぎとしてとどまる。このような性質を臨界緩和という。

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世界大百科事典内の臨界緩和の言及

【緩和現象】より

…上式は,電場Eの中の電子はローレンツ力によってeE/mの加速を受け,τの時間にτ(eE/m)の速度になることから直観的に導かれる。(4)臨界緩和 相転移が起こる物質では,その相転移点近傍になると,分子密度,磁化密度などのゆらぎが非常に大きくなるため,緩和時間τが異常に大きくなり発散することが多い。これを臨界緩和という。…

※「臨界緩和」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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