自主的社会参加活動(読み)じしゅてきしゃかいさんかかつどう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自主的社会参加活動」の意味・わかりやすい解説

自主的社会参加活動
じしゅてきしゃかいさんかかつどう

国民生活のインフォーマル部門で,同じ目的を持つ人々が自主的に参加し,集団で行なう活動の総称。 1983年に出された第9次国民生活審議会の総合政策部会報告で用いられた概念。インフォーマル部門とは,政府や市場以外の部門を指し,報告書はそこでの地域,家庭グループ団体によるあらゆる生活領域でのさまざまな活動実態に注目している。実際には,他でボランティア活動,奉仕活動,地域活動と呼ばれるものと重なる側面もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む