自他平等(読み)じたびょうどう

精選版 日本国語大辞典 「自他平等」の意味・読み・例文・類語

じた‐びょうどう‥ビャウドウ【自他平等】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 自分他人も同じように扱ったり、同様であると考えたりすること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「自他平等与一切如来法身共同」(出典:即身成仏義(823‐824頃))
    2. 「わかき身とて無常の命いつなん時の定めはなし。自他平等のゑかうしや」(出典:浄瑠璃・嫗山姥(1712頃)燈籠)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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