自伏(読み)ころふす

精選版 日本国語大辞典 「自伏」の意味・読み・例文・類語

ころ‐ふ・す【自伏】

〘自サ四〙 (「ころ」は自分ひとりの意) ひとりで伏す。ひとりで横たわる。
万葉(8C後)二・二二〇「波の音の 繁き浜辺を しきたへの 枕になして 荒床に 自伏(ころふす)君が 家知らば 行きても告げむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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