自然オスミウム(読み)しぜんオスミウム

最新 地学事典 「自然オスミウム」の解説

しぜんオスミウム
自然オスミウム

osmium

化学組成Osの鉱物。六方晶系,空間群P63/mmc,格子定数a0.2341nm, c0.43197,単位格子中2原子含む。鋼灰色,金属光沢。硬度6~7,劈開{0001}に発達,比重17~22。砂鉱中に産する。またある種の超苦鉄質岩ないし苦鉄質深成岩中に産する。1991年白金族元素鉱物の定義が改められ,一つの相について,結晶系が同一であるかぎり,最高の含量を示す元素名だけがその鉱物名として用いられるようになった。そのため,従来のイリドスミンは自然オスミウムと呼ばれることとなった。命名は元素名にちなむ。なお,オスミウムの名前は,その酸化物(有毒)に特有の臭気があることから,ギリシア語で「臭気」を意味するosmaにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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