自然上蔟(読み)シゼンジョウゾク

デジタル大辞泉 「自然上蔟」の意味・読み・例文・類語

しぜん‐じょうぞく〔‐ジヤウゾク〕【自然上×蔟】

養蚕で、蚕が繭を作る段階になったときに、蚕座の上にまぶしを置き、人が手で拾わないで自然に移動させること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「自然上蔟」の意味・読み・例文・類語

しぜん‐じょうぞく‥ジャウゾク【自然上蔟】

  1. 〘 名詞 〙 蚕児熟蚕になった時に、蚕座に蔟(まぶし)をのせると、自分で蔟に移ること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android