自見(読み)じけん

精選版 日本国語大辞典 「自見」の意味・読み・例文・類語

じ‐けん【自見】

  1. 〘 名詞 〙 師などに教わるのではなく、自己流のやり方ですること。
    1. [初出の実例]「自見すればかならずあやまるところあるによりて、師伝口業をもって最とす」(出典:改邪鈔(1337頃))
    2. 「Iiqen(ジケン)。ミズカラ ミル〈訳〉独力で見る。Iiqen(ジケン)ジトク スル〈訳〉独力で見て理解する。Iiqen(ジケン) ガクモン〈訳〉師なしで、独力で解釈して勉強する」(出典日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 改邪鈔 名詞 実例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む