独力(読み)ドクリョク

精選版 日本国語大辞典 「独力」の意味・読み・例文・類語

どく‐りょく【独力】

  1. 〘 名詞 〙 自分一人の力。自力。
    1. [初出の実例]「坡がやすやすと独力にしてあぐるぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)五)
    2. 「約一年半の間、彼は独力(ドクリョク)で己れを支へて行ったのです」(出典:こゝろ(1914)〈夏目漱石〉下)
    3. [その他の文献]〔水滸伝‐四九回〕

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普及版 字通 「独力」の読み・字形・画数・意味

【独力】どくりよく

一人の力。宋・黄庭堅〔子瞻(軾)の詩句一世に妙なり、乃(しか)るに云ふ、庭堅の体に効(なら)ふと~〕詩 枯壑(かんがく)(谷川)に倒(さかさま)に 波濤の舂(しようどう)する (ひ)けども(すす)まず 乃ち獨力もて扛(あ)ぐ

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