自身番屋(読み)ジシンバンヤ

精選版 日本国語大辞典 「自身番屋」の意味・読み・例文・類語

じしんばん‐や【自身番屋】

  1. 〘 名詞 〙じしんばんしょ(自身番所)
    1. [初出の実例]「自身番屋へ朝よりくくし置、組の吟味するもあり」(出典:随筆・内安録(1853頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の自身番屋の言及

【自身番】より

…はじめ家持町人が自身で警備にあたったが,のちには家守(やもり)が詰めるようになった。〈自身番屋〉は町の事務所でもあり,集会所でもあった。1698年(元禄11)に,ここで酒を飲んだり戸障子を立てることが禁止されている。…

【番太郎】より

…番人の性格は,都市と農村で,あるいは地域によってさまざまな違いがあり,江戸,大坂,京都の三都だけをとっても大きな差異がある。 江戸の場合,番小屋であるとともに公用,町用を弁ずる会所の機能を併せもった自身番屋には,書役として裏店借(うらだながり)の者などが雇われていたが,彼らは自身番親方とは呼ばれても,番太または番太郎とは呼ばれなかった。江戸で番太または番太郎と呼ばれたのは,町の出入口に置かれた木戸番である。…

※「自身番屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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