臼搗・舂(読み)うすづく

精選版 日本国語大辞典 「臼搗・舂」の意味・読み・例文・類語

うす‐づ・く【臼搗・舂】

〘自カ四〙 (「うすつく」とも)
穀物などを臼に入れて杵(きね)でつく。
今昔(1120頃か)二「我舂き炊(かし)く所に宿す」
② (漢字「舂」の訓読) 太陽が山の端などにかかる。多く、太陽が没することをいう。
浄瑠璃・信田森女占(1713)三「いそに入日のうすずけば」 〔淮南子‐天文訓〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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