入日(読み)イリヒ

精選版 日本国語大辞典 「入日」の意味・読み・例文・類語

いり‐ひ【入日】

  1. 〘 名詞 〙 夕方、西の方に沈もうとする太陽。夕日。落日。また、落日の光。
    1. [初出の実例]「わたつみの豊旗雲に伊理比(イリヒ)さし今夜の月夜さやけかりこそ」(出典万葉集(8C後)一・一五)
    2. 「やうやう入日になるほど」(出典:源氏物語(1001‐14頃)花宴)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む