舌を返す(読み)したをかえす

精選版 日本国語大辞典 「舌を返す」の意味・読み・例文・類語

した【舌】 を 返(かえ)

  1. 前言に違背したり、相手次第で違ったことを言ったりする。二枚舌を使う。舌がかえる。舌を二枚使う。
    1. [初出の実例]「適(たまたま)人と生れては舌を返せる罪に依て、舌无くして、二の目・二の耳无き身と生たり」(出典今昔物語集(1120頃か)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む