船津剪断帯(読み)ふなつせんだんたい

最新 地学事典 「船津剪断帯」の解説

ふなつせんだんたい
船津剪断帯

Funatsu shear zone

飛驒帯の古期花崗岩類中に発達する右横ずれマイロナイト帯。マイロナイトはアルカリ長石の眼球状ポーフィロクラストが特徴的で眼球片麻岩(Augen gneiss)と呼ばれる。早月川における眼球片麻岩のジルコンU-Pb年代は250Maおよび240Ma,眼球片麻岩に貫入する飛驒新期花崗岩(大熊山花崗閃緑岩)のジルコンU-Pb年代は191Maを示すことから,マイロナイト化作用の時期は,三畳紀〜前期ジュラ紀(およそ240〜190 Ma)である。船津剪断帯は西方に延長し,朝鮮半島南部沃川帯の南縁に発達する右横ずれチョンサン剪断帯に連続する。参考文献:M.Komatsu et al.(1988) Memor. Papers Prof. Shinji Sato, Shizuoka, Japan, 27

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