精選版 日本国語大辞典 「色を直す」の意味・読み・例文・類語 いろ【色】 を 直(なお)す ① 元気をとりもどして顔色がなおる。元気を回復する。[初出の実例]「うてや、者どもとて、みな人色をなをして、我れさきにとすすむほどに」(出典:平治物語(1220頃か)上)② 顔色をやわらげる。怒りや興奮がおさまる。[初出の実例]「此由奏し申れけるにこそ、宸襟始て解けて、群臣色をは直(ナヲ)されけれ」(出典:太平記(14C後)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例