精選版 日本国語大辞典 「色添う」の意味・読み・例文・類語 いろ【色】 添(そ)う ① 色がひときわ濃くなる。[初出の実例]「松のみどりも、いま一しほの色そふけしきみえて、いとおもしろし」(出典:春のみやまぢ(1280)一月二九日)② 物事の味わいや度合が深くなる。[初出の実例]「物申しける女のもとより、前右近中将維盛はかなくなりにける事を聞き伝へて、哀れもいとど色そふさまに言ひおこせて侍りける」(出典:玉葉和歌集(1312)雑四・二三四四・詞書) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例