艶然(読み)えんぜん

精選版 日本国語大辞典 「艶然」の意味・読み・例文・類語

えん‐ぜん【嫣然・艷然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 にっこりと笑うさま。多く、美しい女性についていう。
    1. [初出の実例]「霜後嫣然開口笑、便看猿子満山庭」(出典:艸山集(1674)二二・栗)
    2. 「女の年未だ二八に盈(み)たざれども、顔色嫣然として玉を欺き」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一)
    3. [その他の文献]〔宋玉‐登徒子好色賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む