花の枢(読み)ハナノトボソ

デジタル大辞泉 「花の枢」の意味・読み・例文・類語

はな‐の‐とぼそ【花の枢】

花が一面に咲いて家をふさいでいるようすを戸や扉にたとえていう語。
「これやこの憂き世の外の春ならむ―のあけぼのの空」〈新古今・釈教〉

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精選版 日本国語大辞典 「花の枢」の意味・読み・例文・類語

はな【花】 の 枢(とぼそ)

  1. はな(花)の扃(とざし)
    1. [初出の実例]「これや此のうきよの他の春ならむ花のとぼその明ぼのの空〈寂蓮〉」(出典:新古今和歌集(1205)釈教・一九三八)

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