花は根に帰る(読み)はなはねにかえる

精選版 日本国語大辞典 「花は根に帰る」の意味・読み・例文・類語

はな【花】 は 根(ね)に帰(かえ)

  1. 咲いた花は、その木の根元に散り落ちて、こやしになる。物はみなその元に帰ることのたとえ。
    1. [初出の実例]「花は根に帰らむことを悔ゆれども悔ゆるに益なし 鳥は谷に入らむことを期すれども定めて期を延ぶらむ〈清原滋藤〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)

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ことわざを知る辞典 「花は根に帰る」の解説

花は根に帰る

咲いた花は、その木の根元に散り落ちてこやしになる。物はみなその根源に帰るというたとえ。

[類句] 花は根に帰り鳥は古巣に帰る

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