…農作業適期の決定,寒冷地における冷害の被害量の推定,果樹の交配,移動養蜂,観光計画などに予想が活用される。地図上の等開花日線は,俗に花前線とよばれる。気象庁では規定種目としてウメ,ツバキ,タンポポ,ソメイヨシノ,ヤマツツジ,ノダフジ,ヤマハギ,アジサイ,ススキの9種の,選択種目としてスイセンなど16種の開花日を観測している。…
※「花前線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...