季節の推移を告げる植物の開花日を各地の気象台、測候所で観測し、同じ開花日の地点を地図上の1本の線で結んだものをいい、これが天気図の前線に似るところからつけられた。季節を代表する植物として、気象庁は次のような12種とその観測事項を選んでいる。ウメ、ツバキ、タンポポ、ヤマツツジ、ノダフジ、ヤマハギ、アジサイ、サルスベリ、ススキの各開花日、ソメイヨシノの開花と満開日、イチョウの芽吹き、紅葉、落葉日、イロハカエデの紅葉日がこれであり、それぞれを観測して、春や秋の到来の目安とし、開花前線、紅葉前線(もみじぜんせん)などという。古くから日本ではサクラの開花日は農作業の開始、クワの芽吹き時期の推定などに利用されていたが、いまもサクラ前線は春の話題の一つである。4月10日の平均値でみると、輪島、松本、白河、仙台を結ぶ線上にサクラ前線があり、春がここまで北上してくることを示している。またモンシロチョウの初見日、ヒバリの初鳴日などを観測し、地図上に1本の線で結んだものを生物前線という。
[杉山明子]
[生]1939.1.11. 東京漫画家。本名,千葉徹弥。初め少女漫画誌を中心に活躍していたが,『ちかいの魔球』 (1961) ,『紫電改のタカ』 (63) ,『ハリスの旋風 (かぜ) 』 (65) な...