花園歌子(読み)ハナゾノ ウタコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「花園歌子」の解説

花園 歌子
ハナゾノ ウタコ


職業
芸者

本名
大沢 直

生年月日
明治38年

出生地
東京都

学歴
東京女子薬学校中退

経歴
昭和初期に東京・新橋の芸者として活躍。一時カフエ・タイガーの女給も経験。5年作詞した「南地小吹」を「第1回新橋をどり」で発表。芸妓研究家としても江戸以降の芸妓関係の出版物を収集。またモダン芸者と呼ばれ、過激な女性論を展開。女性文化をつくり出すカギを持つのはフリー・ウーマン階級である芸者と喝破。社会主義者の人間観の甘さも指摘するなど、超フェミニストとして活躍した。著書に「芸者通」、未刊の著作に「女性文化研究資料大観」などがある。

没年月日
昭和57年 (1982年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「花園歌子」の解説

花園 歌子
ハナゾノ ウタコ

大正・昭和期の芸者



生年
明治38(1905)年

没年
昭和57(1982)年

出生地
東京

本名
大沢 直

学歴〔年〕
東京女子薬学校中退

経歴
昭和初期に東京・新橋の芸者として活躍。一時カフエ・タイガーの女給も経験。5年作詞した「南地小吹」を「第1回新橋をどり」で発表。芸妓研究家としても江戸以降の芸妓関係の出版物を収集。またモダン芸者と呼ばれ、過激な女性論を展開。女性文化をつくり出すカギを持つのはフリー・ウーマン階級である芸者と喝破。社会主義者の人間観の甘さも指摘するなど、超フェミニストとして活躍した。著書に「芸者通」、未刊の著作に「女性文化研究資料大観」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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