収集(読み)しゅうしゅう

精選版 日本国語大辞典 「収集」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐しゅう シウシフ【収集・蒐集・聚シュウ集】

〘名〙 いろいろとりあつめること。よせあつめること。また、そのもの。
家伝(760頃)下「公屡入学官、聚集儒生、吟詠詩書、披玩礼易
※西洋学校軌範(1870)〈小幡甚三郎訳〉『コロンビヤ』大学校規則「貯蔵する所の物品は、只一個の地よりして之を聚集したるにあらず」 〔元稹‐再酬復言和前篇詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「収集」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐しゅう〔シウシフ〕【収集/×蒐集】

[名](スル)
寄せ集めること。「ごみの―日」
趣味研究などのために集めること。また、そのもの。コレクション。「資料を―する」「切手の―家」
[類語]採集採取コレクションスクラップ取り集める掻き集める寄せ集める

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の収集の言及

【コレクション】より

…広義には,歴史,芸術,民俗,産業,自然科学などの資料,切手,貨幣などの趣味品の収集をいうが,ここでは美術品の収集について述べる。 われわれが美術品に接するときの二つの重要な方法,享受と研究とのために,美術品のコレクションは欠くべからざるものである。…

※「収集」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android