花園節(読み)ハナゾノブシ

デジタル大辞泉 「花園節」の意味・読み・例文・類語

はなぞの‐ぶし【花園節】

新内節一派。万延元年(1860)吾妻路富士太夫花園宇治太夫を名のって創始したもの。

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精選版 日本国語大辞典 「花園節」の意味・読み・例文・類語

はなぞの‐ぶし【花園節】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 浄瑠璃一中節の一派。宝暦年間(一七五一‐六四)に、花園喜太夫により創始されたが、短期間で廃絶した。
  3. 新内節の一派。文化・文政(一八〇四‐三〇)頃、花園近江掾が語り始めたとされるが、現在、行なわれているものは、明治三四年(一九〇一)花園一声が鶴賀節を離れてはじめたもの。

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