芳香族アミン(読み)ホウコウゾクアミン

関連語 水素原子

栄養・生化学辞典 「芳香族アミン」の解説

芳香族アミン

 ベンゼン核を有するアミンで,アミノ酸から生成するアミンとしてはチロシンからできるチラミン,ヒスチジンからできるヒスタミン,トリプトファンからできるトリプタミンなどがある.これらはいずれも生理活性がある.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の芳香族アミンの言及

【アミン】より

…なお,アンモニウム塩NH4Xの4個の水素原子をすべて炭化水素基で置換した化合物(一般式R4NX)は第四アンモニウム化合物と呼ばれる。アミンの炭化水素基が脂肪族のものだけであれば脂肪族アミン,一つでも芳香族のものを含めば芳香族アミンという。構造の簡単なアミンは,窒素原子に結合している炭化水素基名の後に接尾語amine(アミン)をつけて命名する(表参照)が,芳香族第一アミンの基本的なものについては,慣用名(アニリントルイジンなど)が認められている。…

※「芳香族アミン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

関連語をあわせて調べる

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む