苦ない者(読み)くるしゅうないもの

精選版 日本国語大辞典 「苦ない者」の意味・読み・例文・類語

くるしゅう【苦】 ない[=くるしからぬ]者(もの)

  1. 怪しくない者、さしつかえない者。相手自分を紹介するときなどに、疑わしい者ではないことをことわっていうのに用いる。
    1. [初出の実例]「十郎、少もさわがず、しづしづと立帰(たちかへり)、是は、さらにくるしからぬ者にて候」(出典曾我物語(南北朝頃)九)

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