苦時の神頼み(読み)くるしいときのかみだのみ

精選版 日本国語大辞典 「苦時の神頼み」の意味・読み・例文・類語

くるしい【苦】 時(とき)の神頼(かみだの)

  1. ふだんは神仏を信じない人が、苦境に陥った時だけ神仏に祈って助けを請うこと。転じて、日頃うとんじている人などに苦しい時だけ助けを請うことのたとえ。叶わぬ時の神頼み
    1. [初出の実例]「苦しい時の神頼みはいかんと思ひますが」(出典:落語・粗忽の使者(1891)〈三代目三遊亭円遊〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android