苦汁を嘗める(読み)クジュウヲナメル

デジタル大辞泉 「苦汁を嘗める」の意味・読み・例文・類語

苦汁くじゅう・める

つらくて嫌な思いをする。にがい経験をする。「落選の―・める」
[補説]「苦渋を嘗める」と書くのは誤り。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「苦汁を嘗める」の意味・読み・例文・類語

くじゅう【苦汁】 を 嘗(な)める

  1. にがい経験をする。苦しい思いをする。苦杯を喫する。
    1. [初出の実例]「ルソオが、やはり細君の以前の事で、苦汁を嘗めた箇所に突き当り」(出典:東京八景(1941)〈太宰治〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む