茂谷村(読み)もたにむら

日本歴史地名大系 「茂谷村」の解説

茂谷村
もたにむら

[現在地名]八東町茂谷

清徳せいとく村で二谷に分れる清徳川の東谷に位置し、東に山越えして三倉みくら(現若桜町)に至る道がある。清徳村の枝郷だが、享保一九年(一七三四)以前に領内限りの一村として分離、天保郷帳作成時に独立村として幕府届出がなされた(藩史)。享保一九年の鈴木孫三郎所持本「因幡誌」によると高三五石、竈数一〇。「因幡志」では家数一五。安政五年(一八五八)の村々生高竈数取調帳では生高三一石余、竈数一五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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