茨の冠(読み)いばらのかんむり

精選版 日本国語大辞典 「茨の冠」の意味・読み・例文・類語

いばら【茨】 の 冠(かんむり・かむり)

  1. イバラの枝で編んだ冠。特にキリスト受難のおりに頭につけた冠。荊冠(けいかん)
    1. [初出の実例]「イカニ ヲン ハワ S. Maria Iudeora ヲソロシキ ibarano(イバラノ) camuriuo(カムリヲ) トトノエ、アラケナク IESVS ノ ヲン カウベニ ヲシコミ タテマツリテ」(出典ロザリオの経(一六二二年版)(1622)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android