茶立虫(読み)チャタテムシ

デジタル大辞泉 「茶立虫」の意味・読み・例文・類語

ちゃたて‐むし【茶立虫/茶柱虫】

チャタテムシ目の昆虫総称体長約5ミリで、軟弱。かむ口をもち、触角糸状はね膜質で脈が少ないが、翅をもたないものもある。不完全変態樹幹などにすみ、室内にもいる。室内種に、腹を物にぶつけたりしてサッサッサという音を出すものがあり、昔はその音源がわからないため小妖怪になぞらえ、小豆洗い・菜刻みなどともよばれた。噛虫ごうちゅう類。 秋》「此部屋に幾年ぶりぞ―/草田男

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 変態

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む