茶立虫(読み)チャタテムシ

デジタル大辞泉 「茶立虫」の意味・読み・例文・類語

ちゃたて‐むし【茶立虫/茶柱虫】

チャタテムシ目の昆虫総称体長約5ミリで、軟弱。かむ口をもち、触角糸状はね膜質で脈が少ないが、翅をもたないものもある。不完全変態樹幹などにすみ、室内にもいる。室内種に、腹を物にぶつけたりしてサッサッサという音を出すものがあり、昔はその音源がわからないため小妖怪になぞらえ、小豆洗い・菜刻みなどともよばれた。噛虫ごうちゅう類。 秋》「此部屋に幾年ぶりぞ―/草田男

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android