デジタル大辞泉 「茶立虫」の意味・読み・例文・類語 ちゃたて‐むし【茶立虫/茶▽柱虫】 チャタテムシ目の昆虫の総称。体長約5ミリで、軟弱。かむ口をもち、触角は糸状。翅はねは膜質で脈が少ないが、翅をもたないものもある。不完全変態。樹幹などにすみ、室内にもいる。室内種に、腹を物にぶつけたりしてサッサッサという音を出すものがあり、昔はその音源がわからないため小妖怪になぞらえ、小豆洗い・菜刻みなどともよばれた。噛虫ごうちゅう類。《季 秋》「此部屋に幾年ぶりぞ―/草田男」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例