草の雨(読み)くさのあめ

精選版 日本国語大辞典 「草の雨」の意味・読み・例文・類語

くさ【草】 の 雨(あめ)

  1. 新緑の頃、草に降る雨。
    1. [初出の実例]「涙も夢も草(クサ)の雨(アメ) 流れて更に音も無し」(出典落梅集(1901)〈島崎藤村壮年の歌)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む