草入り水晶(読み)クサイリズイショウ

デジタル大辞泉 「草入り水晶」の意味・読み・例文・類語

くさいり‐ずいしょう〔‐ズイシヤウ〕【草入り水晶】

緑色または茶色の針状結晶鉱物が含まれているために、草の入ったように見える水晶

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精選版 日本国語大辞典 「草入り水晶」の意味・読み・例文・類語

くさいり‐ずいしょう‥ズイシャウ【草入水晶】

  1. 〘 名詞 〙 草がはいっているように見える水晶。緑簾(りょくれん)石や電気石の細針状の結晶をたくさん含むもの。

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世界大百科事典(旧版)内の草入り水晶の言及

【水晶】より

…色のついたものは黄水晶(シトリン),茶水晶(スモーキー・クォーツ),紫水晶(アメシスト)など別の名称で呼ばれ,宝石として使われる。水晶の結晶中にルチルや電気石(トルマリン)の針状結晶が内包されているものは針入り水晶といい,緑色の緑泥石や角セン石などが内包されるときは,草状に見えるところから草入り水晶と呼ばれる。酸化マンガンの内包によって樹枝状模様を示すものはデンドリティック・クォーツの名で呼ばれている。…

※「草入り水晶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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