草子紙(読み)そうしがみ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「草子紙」の意味・わかりやすい解説

草子紙
そうしがみ

明治時代以降は、半紙などを草子すなわち冊子の形に綴(と)じて練習帳にしたことから、一般に習字用紙をいう。しかし江戸時代には、故紙(こし)を漉(す)き返した再生紙の異名であった。1830年(天保1)刊の喜多村信節(のぶよ)著『嬉遊笑覧(きゆうしょうらん)』によれば、鱗形屋の絵草紙を漉き返し紙に摺(す)ったことからこの名がおこったという。

[町田誠之]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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