草烏頭(読み)くさうず

精選版 日本国語大辞典 「草烏頭」の意味・読み・例文・類語

くさ‐うず‥ウヅ【草烏頭】

  1. 〘 名詞 〙 トリカブトの若い根。猛毒で、殺虫鎮痛麻酔などの薬用に用いられる。そううず。いぶす。《 季語・秋 》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の草烏頭の言及

【トリカブト(鳥兜)】より

…母根は烏頭,子根は附子とされていたが,烏頭はそのまま乾燥したもの,附子はなんらかの加工を施したものを指すようになった。野生品は草烏頭(そううず)という。アコニチンなどのアルカロイドを含み,沈衰した新陳代謝機能を賦活し,強心利尿作用がある。…

※「草烏頭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android