草臥し(読み)クサブシ

デジタル大辞泉 「草臥し」の意味・読み・例文・類語

くさ‐ぶし【草×臥し】

鹿などが草の上に寝ること。また、その場所
野分のわきせし小野の―あれはてて深山に深きさを鹿の声」〈新古今・秋下〉
山野に野宿すること。旅寝
「旅衣野ぢの―寒けきに風も同じく夕ゐせよかし」〈関白内大臣歌合〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 野分

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android