知恵蔵 「草鞋山遺跡」の解説 草鞋(そうあい)山遺跡 中国・蘇州市にある世界最古級の水田遺跡。1992〜96年の日中共同の調査で、黄土層に直接掘った不規則な穴につくった、平均4平方メートルの小水田33枚から成る。約6000年前の水田遺構。長江の中・下流域で発見が相次ぐ稲作遺跡・遺物は、日本列島で明らかになってきた縄文稲作との関連から注目されている。 (天野幸弘 朝日新聞記者 / 今井邦彦 朝日新聞記者 / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by