荊扉(読み)ケイヒ

デジタル大辞泉 「荊扉」の意味・読み・例文・類語

けい‐ひ【×荊扉】

いばらの生えた門のとびら。また、貧しい住まい。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「荊扉」の意味・読み・例文・類語

けい‐ひ【荊扉】

  1. 〘 名詞 〙 イバラの生い茂った門のとびら。転じて、貧しい住居。
    1. [初出の実例]「灑掃荊扉風久。尊卑礼隔未歓」(出典文華秀麗集(818)上・春日左将軍臨况〈勇山文継〉)
    2. [その他の文献]〔岑参‐西掖省即事〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android