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勇山文継 いさやまの ふみつぐ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

勇山文継 いさやまの-ふみつぐ

773-828 平安時代前期の漢詩人。
宝亀(ほうき)4年生まれ。弘仁(こうにん)元年連(むらじ)の姓(かばね)をあたえられる。紀伝博士から相模権掾(さがみのごんのじょう),大学助(だいがくのすけ)にすすみ,晩年は従四位下,東宮学士。「凌雲(りょううん)集」「文華秀麗集」などの勅撰詩集の撰に参加。のち氏は安野(やすの),姓は宿禰(すくね)となる。天長5年10月26日死去。56歳。河内(かわち)(大阪府)出身。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

勇山文継

没年:天長5.10.26(828.12.6)
生年:宝亀4(773)
平安初期の学者,漢詩人。河内国(大阪府)の出身。以前の事跡は未詳であるが,弘仁1(810)年連姓を賜る。時に従八位下。翌2年には外従五位下とめざましい昇進を果たし,大学助となる。同7年,嵯峨天皇『史記』を講授した功により,従五位下に昇る。このときの文継の「師説」が訓点資料に残る。9年から14年の間に安野宿禰に改姓した。従四位下東宮学士に至る。『凌雲集』『文華秀麗集』『経国集』の勅撰3詩集のすべての選集に参与し,嵯峨天皇によって主導された,詩文の制作が国家経営に役立つという「文章経国」の思潮のもとで,学問の力によって栄誉を獲得した,時代の申し子的人物。

(後藤昭雄)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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