荷葉座(読み)カショウザ

デジタル大辞泉 「荷葉座」の意味・読み・例文・類語

かしょう‐ざ〔カセフ‐〕【荷葉座】

ハスの葉の形をした仏像を安置する台座多く天部の像に用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「荷葉座」の意味・読み・例文・類語

かよう‐ざ カエフ‥【荷葉座】

〘名〙 仏像を安置するための台座で、蓮(はす)の葉を伏せた形をしたもの。多くは、天部の像に用いられる。

かしょう‐ざ カセフ‥【荷葉座】

〘名〙 (「荷葉」は、ハスの葉) 仏像を安置する台座。多く、天部の像に用いられ、普通、ハスの葉の形をしているところからいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の荷葉座の言及

【台座】より

…来仰図などの絵画表現が彫刻化されたものである。また蓮の葉を象った台座を荷葉座(かしようざ)といい,主として天部像などに用いられる。(3)岩座(いわざ) これは岩石の形に造った台座で,朽木を岩に見立てて用いることもあり,朽木座の称もある。…

※「荷葉座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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