荻曾根村(読み)おぎぞねむら

日本歴史地名大系 「荻曾根村」の解説

荻曾根村
おぎぞねむら

[現在地名]五泉市荻曾根・いずみ町二丁目

能代のうだい川右岸の自然堤防上に位置し、南は二柳ふたつやなぎ村に接する。慶長一九年(一六一四)の村上領高附並組々村覚(寛政六年写、五泉郷土史)では五泉町組に属した。承応元年(一六五二)の能代組荻曾根村辰の物成米の事(中蒲原郡誌)には本田高四二石八斗余とあり、貞享元年(一六八四)郷村高辻帳には高四九石五斗余とある。宝永七年(一七一〇)幕府領となり、その後高田藩白河藩・忍藩領などを経て天保元年(一八三〇)沼津藩領となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android