荼枳尼天の法(読み)だきにてんのほう

精選版 日本国語大辞典 「荼枳尼天の法」の意味・読み・例文・類語

だきにてん【荼枳尼天】 の 法(ほう)

  1. 仏語真言密教で行なう呪法。この法を修得すれば通力を得、諸願成就するといわれる。荼枳尼の法。
    1. [初出の実例]「咜祇尼(ダギニ)天の法を習て三七日行ひけるに、頓法立(たちどころに)成就して」(出典太平記(14C後)二六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android