菅枕(読み)すがまくら

精選版 日本国語大辞典 「菅枕」の意味・読み・例文・類語

すが‐まくら【菅枕】

〘名〙 菅(すげ)を編んだり束ねたりして作った枕。
万葉(8C後)一四・三三六九「足柄(あしがり)の崖(まま)小菅の須我麻久良(スガマクラ)あぜかまかさむころせ手枕(たまくら)

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デジタル大辞泉 「菅枕」の意味・読み・例文・類語

すが‐まくら【×菅枕】

スゲを束ねて作った枕。
足柄あしがりのままの小菅の―あぜかまかさむろせ手枕たまくら」〈・三三六九〉

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